2018年3月4日日曜日

おすすめ書籍

天気がやっと春らしくなってきた、、!
花粉症の皆さんを見ていると凄く辛そうですが、晴れているとやっぱり気分がいいです!
今日は店内にある中でも個人的おすすめの書籍を。

【CHANCE PUBLISHINGNEARLY ETERNAL¥6,000-(w/o tax)

日本に拠点を置くアートディレクター、スティーブ・ナカムラ(Steve Nakamura)と、ロンドン在住のドイツ人フォトグラファー、ノーバート・ショルナー(Norbert Schoerner)による作品集。
食べ物に関する写真集なんですが、食品サンプルで“主に”構成されていて
それによって料理本の信憑性に挑戦し、見る人の想像力を刺激し、現実とフィクションの境界線を探った1冊となっています。

スティーブ・ナカムラさんはいろいろな広告やアーティストのアートディレクションを手掛けていて
どの作品も凄く中毒性があって、じっと見られずにはいられないものばかり。
フォトグラファーのノーバートさんのほうもPRADAやCOMME des GARÇONSなどのキャンペーンを撮ったりもしています。



この作品集は特にそれが凝縮されていて、日常的な風景に違和感を感じたり、
不穏な雰囲気といいますか、少し禍々しいとすら思うところもあります。(あくまで個人的意見です!)
ほとんど人が写っていないからなのか、はたまた食品サンプルだからなのかは分からないんですが温度感が分からなくて見ていて少しハラハラします。



昔ながらの喫茶店によくある食品サンプル、レトロな雰囲気にいつも癒されていますが
また別の側面から見れてそれがすごくシュールで面白くてクセになる感じ。
(みかん。かと思えばこれも食品サンプル。しかもよく見るとマグネットらしきものが)

(この車に紛れた寿司、、!シュールで好きです)

こういうのを自分ならではの解釈で読み解いていくのが好きです。
感想は見る人によって違うと思うので是非いろんな人の意見が聞きたい、、!

皆さんの感想もお待ちしています!

CHAKI